こんにちは、ネコ科巡りをしているツバサです!
この記事は、神奈川県のよこはま動物園ズーラシアで
探すたのしみを語っています。
日本唯一と思われる、チーターと草食動物がいっしょの空間にいるサバンナ。
いつでも見られるわけではありません。
日にち限定ということと、
草食動物と肉食動物、いっしょにして大丈夫!?との疑問の答えも書いてみました。
そしてサバンナが広いので、遠い・・・という方のために、
ガラス面からみたチーターのことも語っています。
(ガラス面の方が近いことが多い)
チーターが違う場所で見れるので、それに関連して
ネコ科で違う角度や部屋で会える、
アフリカライオンとスマトラトラのことについても書きました。
では、チーターと草食動物がいっしょにいる空間のことから。
偶数日限定で見れるんですよ。
チーターとシマウマが一緒に!?偶数日限定で共存している
よこはま動物園ズーラシアでは、偶数日限定で、チーターと
シマウマ、エランド、キリンの4種で展示されています。
これ、すごいことなんです。
確かに野生ではもちろんありえますが、動物園では日本唯一。
え?そもそも肉食と草食、一緒にして大丈夫?
との疑問が浮かぶと思います。
ズーラシアがチーターに空腹にならない程度にご飯をあげていることが
1つ目の理由。
そして2つ目の理由は、チーターはめったに、
自分より大きい動物を襲わない、ということ。
それに、ネコ科の中でチーターは力が弱いんです。
私が見たときは飼育員さんがエランドたちにご飯をあげるために、
生身で普通にいましたが、チーターも距離はあるものの、
いっしょの空間にいました!
距離はあっても、チーターはご存じのとおり足が速い。
大丈夫なんだ!と驚きました。
2021年4月に行きましたが、このときはアフリカのサバンナエリアに、
サハラちゃんがいました。
サハラちゃんは2012年7月1日、南アフリカで生まれ、
2014年11月21日に、ズーラシアへ来園したのです。
お昼前に行ったときは、木陰の下で休んでいる様子。
夕方近くのときにもう一度様子を見たときは、
サバンナの真ん中で休んでいました。
サバンナを見ると、あれ?チーターは1頭?
と思われるかもしれません。
しかも、いろんな角度から見れるので、
場所によっては遠い、と感じるかもしれません。
ズーラシアにはサハラちゃんはメスですが、
オスも別の場所にいるんですよ、しかも近くで会える可能性が高い。
サバンナほど展示場が広くないからです。
サバンナ以外でもチーター!近くで会えるかも
アフリカのサバンナエリア内ではありますが、
共存しているチーターのところとは別に、チーターに会える場所があります。
2021年4月時点の動物園マップでは51番のところに、
ガラス面でチーターが見れます。
ここにいる、チーターは、2021年4月お会いしたときは、
カンパくんとアスナロくんがいました。
カンパくんは2012年11月13日、群馬サファリパークで生まれました。
そして2014年3月26日、埼玉県の東武動物公園へ来園を経て、
2020年2月27日に、ズーラシアへ移動したのです。
アスナロくんは2013年1月6日、東京都の多摩動物公園で生まれました。
2014年6月30日に、多摩からズーラシアへ来園したので、
カンパくんとアスナロくんは年はそんなに変わらないですが、
ズーラシア歴はアスナロくんの方が長いですね。
同じ環境で育っていないのに、一緒に仲良さそうにしているのがすごい!
近くまで寄ってくれたので、サバンナとはまた違ったいいところですね。
サバンナのチーターと草食動物たちの4種展示のことですが、
今は偶数日、となっていますが、時期によって異なるかもしれませんので、
見たい方は公式HPで事前に確認されることをオススメします。
さて、ズーラシアはまだ魅力があるので、紹介します。
あれいない?と思っても、チーターのように別の角度や別の部屋で会える楽しみがあるんですよ。
いろんな角度で探すのを楽しみながら見れる!アフリカライオンとスマトラトラ
私は猫好きなので、ネコ科に限って紹介しますが、
いろんな角度から、そして別の部屋でも見れる動物たちがいます。
アフリカライオンと、スマトラトラを特にご紹介しますね。
アフリカライオン、外で会ったのは麻酔なしで採血ができるオス?
動物園マップでいうと、アフリカのサバンナエリア、
49番にアフリカライオンがいます。
チーターの近くですね。
ちなみに、アフリカのサバンナエリアは北門近くです。
まずは外の展示場。
昼近く行ったときは草原がすごく、
どこに隠れているかわかりませんでしたが、
夕方前に行くと、バックヤードへ行く出口前でウロウロしてました。
この日、外にいたのはフクくん。
2007年2月13日、東京都の多摩動物公園生まれ。
2008年に神奈川県の野毛山動物園に移動したのを経て、
2013年6月3日に、ズーラシアへ来園しました。
フクくんは2020年3月に、体調を崩して胆のうに疾患があることがわかりました。
5時間におよぶ手術と、投薬を乗り越えて、元気に。
フクくんは普段からトレーニングで、麻酔無しで採血ができるため、
適切な検査と治療ができて元気になることができた、とも言えます。
フクくんにはすごく仲のいいメスがいます。
ニノちゃんです。
この日はお会いすることができませんでした。
ニノちゃんは2012年8月18日、茨城県のかみね動物園生まれ。
4姉妹で、それぞれ嵐のメンバーの名前がついている、ライオンです。
(嵐の相葉くんにあたるのは飼育員さんの名前の1文字違いで、
他のメンバーはもう移動しています。)
2014年7月16日に、ニノちゃんはズーラシアへ来園しました。
仲が良くて、とくにフクくんの方がニノちゃんが大好きなんだそうです。
さて、外の展示場でも会えますが、その隣に室内展示場があります。
室内展示場は近くで会える!?洞窟の中にいたのはたてがみが黒いライオン
外の展示場の隣に、洞窟みたいな場所があります。
洞窟みたいなところの中へ入っていくと、室内展示場です。
この日、シドウくんがいました。
シドウくんは2014年3月24日、大分県の
九州自然動物公園 アフリカンサファリで生まれました。
静岡県の富士サファリパークへの移動を経て、
2020年9月15日、ズーラシアへ来園したのです。
ズーラシアへ来園した目的は、ズーラシアにいたメス、
フラビアちゃんとのペア目的だったのですが・・・
シドウくんとフラビアちゃんの同居もされていた中、
フラビアちゃんが突然、2020年12月24日、胃捻転により天に召されました。
今後、どうされていくのかは不明ですが、私は
他の動物園からだれかメスが移動となる可能性が高いかな、と思っています。
それにしても、シドウくんはたてがみが黒くて立派ですね!
飼育員さんもシドウくんが来園したとき、たてがみが立派で驚いたそうです。
たてがみが黒いと、一説ではライオン界でメスにモテると言われているそう。
実験でも、たてがみが黒い方に近づいた、という情報が。
たてがみが黒い方が男性ホルモンの分泌が強い、強いオスの象徴になります。
それではライオンの次、スマトラトラを行きますね。
動物園マップでは、アジアの熱帯林エリアにいます。
スマトラトラ、外からもガラス面からも会える!
スマトラトラは動物園マップでは
アジアの熱帯林エリアの6番で会えます。
正門から近いですよ。
いらっしゃる位置によりますが、ガラス面では近くで見れることもあります。
ジャングルカフェ、という軽食のお店の脇に、
洞窟っぽいところがあるので、そこへ行くと
スマトラトラのガラス面があります。
外側から見るときは、こういう場面にあうことも。
夕方近くのときでした。
(こちらはガラス面ではないです)
マーキングしたり、においをかいだりしていました。
個体識別ができてなくてすみません。。。
ズーラシアには、2006年生まれのガンターくんというお父さんと、
ガンターくんと同い年で、ガンターくんの奥さんで、
3回の子育てを経験している、デルちゃん。
ガンターくんとデルちゃんの娘で、2019年8月19日生まれの
ムジュちゃん。
2013年5月21日、宮城県の八木山動物公園生まれで、
和歌山県のアドベンチャーワールドを経由して、
2020年1月、ズーラシアへ来園した、ラウトちゃんがいます。
ラウトちゃんの名前の由来は、インドネシア語で「海」という意味なんだそう。
日かげで涼んでいる様がかわいかったです!
野生に近い様が見れるところ、そして
ガラス面では近くで見れたりもあるところ、が魅力ですね。
最後に、注意なんですが、
ズーラシアへもし行きたい際は、ご予約されてから来園されてください。
予約しないとそもそも、入園できないです。
(この情勢で状況が変わるかもしれません。
どちらにしろ、公式HPを確認されることをオススメします。)
それでは、長くなりすぎたのでまとめますね。
まとめ
いかがでしょうか。2021年4月に行ったときに感じた、ズーラシアの魅力です。
- 偶数日限定!チーターとシマウマ、キリン、エランドの4種展示
(奇数日はガラス面のみチーターで、サバンナは3種展示)
チーターはサハラちゃん、アフリカのサバンナエリアで - ガラス面でもチーターに会える、カンパくんとアスナロくん
- アフリカライオン、外と中の展示場あり、アフリカのサバンナエリア
外出演:手術を乗り越えたフクくん、中出演:黒いたてがみのシドウくん - スマトラトラ、アジアの熱帯林エリアにて
ガラス面でも外側でも会える
父ガンターくん、母デルちゃん、娘ムジュちゃん
八木山動物公園出身のラウトちゃん
ズーラシアの魅力はまだあるので、別の記事で語ろう、と思ったツバサでした!
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