こんにちは、ツバサです。
今回の記事は、2020年10月3日に行った、栃木県の宇都宮動物園で、
大型のネコ科たちが見せてくれた、「耳」特集になります。
大型のネコ科たちの耳って、顔が大きい割に耳が小さくて
可愛くて触りたくなるんですよ。(触ったらダメですよ)
耳を撮りつつ、その耳を撮らせてくれた子たちのストーリーを話しています。
生き残ったホワイトタイガーの子。
ホワイトライオンがおふたり幼い頃から一緒ならば、幼なじみみたい!
アムールトラのオスの子が新舎で慣れたのか?
といった3部構成で書いてみました。
耳を撮らせてくれた子たちにも誰でも、ドラマはあるものですね。
では、生き残ったホワイトタイガーの子の話から。
生き残ったホワイトタイガー!親とは別で暮らしている
写真は2020/10/3撮影、ホワイトタイガーのグーナくんの耳です。
耳が、隙間から出てて可愛いですね。
白い丸い模様が見えます!
グーナくんは、2019年3月10日に宇都宮動物園で生まれました。
グーナの名前の由来は、グーナくん担当者の方が、サッカー好きで、
チームのガナーズファンで、サポーターのことをグーナーと呼ぶところからです。
グーナくんのご両親は現在、別の部屋にいます。
お父さんがアースくん、お母さんがシラナミちゃんになります。
お母さんのシラナミちゃんは、ふたり出産。
シラナミちゃんはふたりにお乳を飲ませようと体勢をいろいろ変えて
頑張っていたそうです。
1日ほど早く生まれたグーナくんにお乳を飲ませようとしたところ、
気づかないうちに、もうひとりの子はお母さんの背中側にいたらしく、
お母さんの体重が赤ちゃんへ。。。
飼育員さんが確認されるまで、亡くなった子を起こそうとしたのか、
ずっとお母さんがなめていたと。。。
このことを知って、私は涙してしまいました。
グーナくんが生き残りましたが、シラナミちゃんのお乳が出なくなってしまい、
人工保育に切り替えて育ちました。
グーナくんの正面から。
写真でグーナくんが乗っている台の上に乗ったり、マーキングしたり、
部屋の床のニオイをかいで、フレーメン反応の時間が長かったりしていました。
フレーメン反応:何かのニオイをかいで、クサイ!といった感じのしかめっ面の表情や変顔をしている反応。
フェロモンを嗅ぐためにする行動。
大きくなって育って本当によかった。
長い時間、ウロチョロしまして、携帯かまえてお邪魔しました(笑)
場所は、動物園入り口から、まっすぐ、
動物園は右へと表示があるところで右に曲がり、
売店を過ぎたら、ホワイトタイガーが真正面にいますが、
そちらはグーナくんのご両親の方。
ホワイトタイガーの対面に、ハイエナがいるので、
ハイエナのお部屋の隣がヨーロッパオオヤマネコ、
そのヨーロッパオオヤマネコの隣にグーナくんがいました。
(2021/1/5更新:2020年11月中旬あたりから
アムールヒョウが来園したため、部屋が
ヨーロッパオオヤマネコの2つ隣になっています。)
はてさて、次に耳を撮らせてくれたのは、ホワイトライオンのメスです。
一緒の部屋にいる、ホワイトライオンのオスとはまるで、幼なじみのような感じを受けます。
ホワイトライオンが幼い頃から一緒!せっかくゆっくりしていたのに
写真はホワイトライオンのアルマルちゃんの耳です。
ホワイトタイガーとはまた違い、耳の上の方がさらに白いですね!
2016年4月10日生まれ、生後4か月半で南アフリカから宇都宮動物園へやって来ました。
南アフリカではアフリカーンス語も話されるみたいで、
「アルマル」という名前の由来は、「皆」という意味だそう。
ん?と思われるかもしれません。
そのためにはもうひとり、同じ部屋に住んでいる子の名前の由来まで
一緒にしないとわからないです。
アルマルちゃんとは、誕生日が5日違いの、4月15日南アフリカ生まれ、
ステルクくんになります。
アルマルちゃんと一緒に宇都宮へ来ました。
「ステルク」はアフリカーンス語で「強く」という意味です。
アルマルちゃんと合わせて、「皆強く」
飼育員さんのモットー、どんなことがあってもあなたたちは強く生き、その先に笑顔がある
からつけたよう。
あ、写真の真ん中にも文字で書いてあるように、お会いする際は気を付けてください。
そのぐらい、二重目の柵がなかったら近いです。
小さい頃から一緒にいるので、幼なじみのような印象を受けました!
その分、遠慮がないからなのか、
この日は、アルマルちゃんが写真で乗っている台に乗ってゆっくりしていたら、
ステルクくんが無理に台に乗り、アルマルちゃんが台から降りる、、、
といった行動が、私が見ただけで2回繰り返されました(笑)
その後、アルマルちゃんは奥でゆっくりされてましたけどね。
そんなホワイトライオンのステルクくんとアルマルちゃんの場所は、
先ほど、ホワイトタイガーのグーナくんの場所を説明したときに、
ハイエナの部屋の隣の隣だ、って説明をしていますが、
そのハイエナの部屋からずらっと部屋が並んでいるのですが、(猛獣舎)
一番奥にツキノワグマ、その隣に、ホワイトライオンのおふたりがいました!
最後に、2020年4月にアムールトラの新舎が出来て、
お昼寝タイムをしていた子が可愛い耳を見せてくれています。
アムールトラ、新舎でリラックス!お昼寝タイム
アムールトラのルイくんになります。
ホワイトタイガーのグーナくんより、耳の白い模様が楕円で半月のような気がします。
2010年6月18日、京都市動物園生まれ。
2018年3月20日に、京都から宇都宮へ移動しました。
2020年4月に新アムールトラ舎が完成し、慣れてお昼寝までするようになったみたいですね。
なんで近くでお昼寝してくれるんだ(笑)
勝手に嬉しくなるじゃないか!
と思わせてくれたルイくんには、ホワイトタイガーのグーナくんのご両親のお部屋が
売店を過ぎると真正面ですが、その部屋と対面のハイエナの部屋を見つつ、
奥へ行くと、ヨーロッパオオヤマネコの部屋と
ホワイトタイガーのグーナくんの部屋を右に見て、
左にアムールトラの部屋が。
つまりは、ホワイトタイガーのご両親の部屋の奥隣です。
ただ、そこにいるのは、アズサちゃんという子がいました。
アズサちゃんの部屋の奥に、ルイくんの部屋があります。
アズサちゃんの部屋の右側に小道があってそこから入ると、
ルイくんの部屋まで行けますよ。
ルイくんが宇都宮へ来たのは、アズサちゃんのお婿さん候補だからです。
アズサちゃんとは恋人になるかどうか!?といったところ。
もし相性が良かったら、幸せになれたらいいなと祈っています。
それではまとめます。
まとめ
いかがだったでしょうか?宇都宮動物園のネコ科たちに見せていただいた耳特集でした!
- 宇都宮生まれのホワイトタイガー、グーナくん、耳が隙間から出ている
- ホワイトライオン、アルマルちゃん、ステルクくんとは幼なじみみたい?
- アムールトラのルイくん、新舎でお昼寝するまでに
ネコ科のリラックスされた姿はとても癒され、大きなネコ科の顔に小さな耳がバランスよくて可愛いですよ。
皆さんもいかがですか?癒されて帰ったツバサでした。
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